コロナ禍にあって、昨年までの「普通」が普通でなくなっています。
春の休校措置、学校行事の中止や縮小、各種イベントの中止や変更などなど...
「新しい生活様式」の中でようやく世間が動き出しつつあるものの、まだまだ油断はできません。
こうした事態の中ではありますが、こと私たち片田舎に住む人間にとっては、必ずしも悪いことばかりではないのかもしれません。
本来であれば時間とお金をかけないと参加できないイベントに、リモートで参加できる機会が増えているからです。
かく言う私も、この春以来、それまで常々受けてみたいと思っていたとある先生の授業をYouTubeで視聴できたり、Zoomを利用したセミナーに自宅から参加できたりと、その「恩恵」を受けています。
「普通」であれば、それらのイベントが開かれる岡山市までクルマで往復3時間。
片田舎に住む人間としては、(こう言っては不謹慎かもしれませんが)ありがたいことなのかもしれません。
さて、季節は秋。
「普通」であれば、大学の学園祭シーズンです。
高校生の、特に高校1・2年生のみなさん、今年は直接大学を訪れてというわけにはいかないかもしれませんが、気になる大学の学園祭をリモートで覗いてみる絶好の機会ではないかと思います。
特に遠隔地の大学を考えているみなさんは、今年に限っては、旅費も宿泊費もかかりません。
同日開催されているいくつかの大学の学園祭をかけもちで訪問することも、リモートならば十分に可能です。
日程や参加方法等、急いでチェックしてみましょう!
終わりの見えないピンチの時期ではありますが、その中にあるチャンスはぜひとも活用したいものです。